公開講演会

演 題	子供の矯正治療と大人の矯正治療の違いはなに？―どうして幼い時から矯正治療を始めるの？―
演 者	矯正歯科 部長　宮澤 健

 

お子様の『歯並びがガタガタ』など、心配なことが出てくると、歯医者さんへ行かれると思いますが、先生によっては、『すぐ矯正治療を開始しましょう』といわれたり、『しばらく様子を見て、ほぼ永久歯に交換してから矯正治療を開始しましょう』といわれたりで、違う説明を受けて困惑され、当附属病院へご相談に来院される場合があります。

矯正歯科治療にはいろんな考え方や治療方法があり、どちらの先生も間違っているとは思いません。しかし、大切なお子様を何年もかかる矯正治療をうけられるわけですから、矯正歯科医としては、充分に納得され、安心して治療を受けて頂きたいと思っています。

そこで本日は、子供と大人の矯正治療のメリット、デメリットを比較し、その特徴について講演させて頂きます。お子さんが矯正治療を現在受けている方のみならず、ご本人が矯正治療を迷っている方にもぜひ聞いて頂きたい内容です。皆様のご参加をお待ちしております。

演 題	「要注意！お口の中にできる病気～口内炎？口腔がん？～」
演 者	第二口腔外科　部長　後藤 満雄

 

お口の中にできる病気をみなさんはご存知でしょうか？よくあるのは口内炎です。口内炎のほとんどは自然に治癒へ向かいますが、中には長期間治らなかったり、別の病気が潜んでいる場合もあります。お口の粘膜にできる病気や病変の原因はさまざまであり、外的刺激によるもの、ウイルスや細菌感染によるもの、アレルギー反応によるものも考えられます。それ以外にも、全身疾患の一症状として現れるものや、皮膚疾患の一症状の場合もあります。

そして、最も注意すべきは口腔がんです。どのような方が口腔がんになりやすいのでしょうか。その前兆でもある、口腔潜在的悪性疾患（前がんの病変）を知っておくことも大切です。

今回は、お口にできる病気について、できるだけわかりやすくお話しさせていただきます。

 

1）開催場所	愛知学院大学 臨床教育研究棟1階 講堂
2）講演時間	13:00～14:30（受付開始：12:30）
3）聴講料	無料
4）参加対象	どなたでもご参加いただけます
5）申込方法	南館1階 総合受付にてお申し込み下さい。 お電話での申込みも可能です。（当日お申込み可） （お申込み・お問い合わせ ：愛知学院大学歯学部附属病院　TEL:052-759-2138）